タンゴゲームワークス、新作アクションIPの採用を開始

著者: Hazel Oct 05,2025

Tango Gameworks Reveals New Website and Unannounced Action Project

『Hi-Fi Rush』で高評価を得たTango Gameworksは、ウェブサイトをリニューアルし、新作アクションタイトルの開発を正式に発表しました。刷新されたサイトでは、新たなブランディングと共に、この未発表プロジェクトに関連する職種の募集情報が掲載されています。

新たな章の始まり

同社サイトでは、Krafton傘下の「東京を拠点とする独立スタジオ」として「革新的なゲーム開発とIPの拡大」を使命とすることを明記。これは今年前半の劇的な展開を受けた動きです。

2024年5月、マイクロソフトはTango Gameworksや『Redfall』開発元のArkane Austinを含む複数のベセスダスタジオを閉鎖。この決定は開発者やファンから広範な批判を招きました——特にXbox幹部のAaron Greenbergが以前『Hi-Fi Rush』を「全ての主要指標とプレイヤー期待を満たした」と称賛していたことが注目されました。

PlayPUBGの運営元Kraftonは2024年8月、マイクロソフトからTango Gameworksと『Hi-Fi Rush』のIP権利を取得し、スタジオの消滅を回避。Kraftンは発表文で「Xbox及びZeniMaxと連携しシームレスな継続性を確保」すると共に「『Hi-Fi Rush』の進化と新作開発の追求を支援する」方針を強調しました。

「この転換期を経て、Tango Gameworksは新たなビジョンで再始動します」と新サイトは述べています。「このプラットフォームを通じて、私たちの創造哲学や開発チームの視点を共有していきます」

「Kraftンとの合流は胸躍る進化です」と声明は続きます。「業界のクリエイティブな境界線を押し広げつつ、全球的なプレイヤーを魅了する斬新なIP創出への情熱は変わりません」

同社はそのアプローチを「職人的な技術」を優先すると説明し、「作品を特徴づける手作りの質感」を守り続けることを目標としています。

今後の展開

詳細については口を濁しつつも、Tangoはこの「未発表アクションゲーム」に向け複数職種の積極採用を確認。本日の発表では「まだ詳細を公表する段階にない」としつつも、求人情報が興味深い手がかりを提供しています。

同スタジオは「3DアクションタイトルのUnreal Engine 5開発経験」があるシニアデザイナーや、カットシーンマネージャー(アクションゲーム専門知識必須)等を募集中。これが『Hi-Fi Rush 2』か完全新作IPかの憶測が続いています。

「ほぼ全部門で人材を募集しています」と発表は締めくくっています。「『Hi-Fi Rush』を生んだチームと協働することにわくわくする方は、ぜひ当社の理念をご覧ください」