ロックスターがGTA三部作開発会社を買収、ロックスター・オーストラリアに社名変更

ロックスターは正式に「グランド・セフト・オート：ザ・トリロジー – ザ・ディフィニティブ・エディション」を手がけたスタジオ、ビデオゲームズ・デラックスを買収し、ロックスター・オーストラリアとして再編成しました。

シドニーを拠点とするこのスタジオは長年にわたりロックスターと協力関係にあり、2017年にリリースされた『L.A.ノワール』のリマスター版、そのVR適作『L.A.ノワール：ザ・VRケースファイル』、そして最近では『グランド・セフト・オート：ザ・トリロジー – ザ・ディフィニティブ・エディション』のモバイル版及びNetflix版の開発に貢献してきました。

この買収により、ビデオゲームズ・デラックスは2021年に『グランド・セフト・オート：ザ・トリロジー – ザ・ディフィニティブ・エディション』の問題多き初期リリースで批判を受けたグローブ・ストリート・ゲームズとは一線を画す存在となりました。同スタジオはその後、これらの問題を改善するアップデートを開発しました。

「長年にわたる緊密な協力関係を経て、ビデオゲームズ・デラックスがロックスター・オーストラリアとしてチームに加わることを誇りに思います」と、ロックスターゲームズ出版部門ヘッドのジェニファー・コルベは述べました。

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ビデオゲームズ・デラックスは、元チーム・ボンディ（『L.A.ノワール』開発スタジオ）のブレンダン・マクナマラによって設立されました。この買収は、2011年に『L.A.ノワール』開発時の過酷な労働環境が報じられて物議を醸したチーム・ボンディ閉鎖後、マクナマラが再び表舞台に戻ることを意味します。

「この10年間ロックスターゲームズと緊密に協力できたことは光栄でした」とマクナマラは買収に関してコメント。「最高のゲームを作り続ける努力を、ロックスターゲームズの一員として続けられることを大変嬉しく思います」

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この戦略的拡大は、2025年秋に予定されている『グランド・セフト・オート6』のリリースに先立つものです。2023年12月には、元ロックスター開発者がGTA6のPC版遅延に関する懸念に言及し、プラットフォームごとの段階的リリースについてPCゲーマーコミュニティの理解を求めました。

テイクツーCEOストラウス・ゼルニックによる新作発売と並行するGTAオンラインの将来性に関する発言を含む、GTA6関連の最新情報は引き続き当メディアでお伝えします。