アントニー・スター、『Mortal Kombat 1』でホームランダー役を続投せず

「ザ・ボーイズ」の悪役を演じるアントニー・スターは、『Mortal Kombat 1』で同キャラクターの声を担当しないことを明らかにした。彼の返答とファンの反応について続報を読んでいこう。

アントニー・スター、『Mortal Kombat 1』でホームランダーの声を担当せず

ファンからは失望の声も

アントニー・スターは自身のInstagram投稿のコメント欄で、『Mortal Kombat 1』でホームランダーの声を担当するかについてのファンの質問に、「いや」とだけ答えた。

『Mortal Kombat 1』がホームランダーを含む今後のDLCキャラクターを発表した際、ファンは興奮していた。スターが風刺スーパーヒーローシリーズ「ザ・ボーイズ」で演じる悪役は広く称賛されており、多くの人が彼の演技を番組成功の主要因としている。このシリーズは『Gen V』というスピンオフも生み出し、ホームランダーはカメオ出演している。

2023年11月12日、スターは自身のInstagramアカウントでスピンオフ作品の舞台裏映像を共有した。これを受け、とあるファンがコメントで『Mortal Kombat 1』でホームランダーの声を担当するかどうかを尋ね、スターは「いや」と気軽に返信した。

多くのファンが失望を表明し、その反応にはスターによる悪役の印象的な演技への賞賛が表れていた。

アントニー・スターの参加に関する憶測

この決定は、『Mortal Kombat』が通常とるオリジナルキャラクターへの敬意を払う方針から大きく逸脱している。最近、ゲームの最新プレイアブルキャラクターであるオムニマンの声は、大人向けアニメシリーズ「インビンシブル」でも同キャラクターを声優として演じた名優J・K・シモンズが担当した。これにより、多くのファンはスターも同様にホームランダー役を再演するものと推測していた。

一部のファンは、スターが真実を語っていない可能性があると推測し、彼が観客を欺くことを通じて役柄に徹しているのではないかと示唆している。他のファンは、彼が関与を確認できないようにする守秘義務契約に縛られている可能性を信じている。別の説では、繰り返される質問に俳優がうんざりし、憶測に終止符を打つため明確な返答をしたのではないかというものもある。

ファンはまた、スターが以前7月に『コール オブ デューティ』とのコラボでホームランダー役を再演したように、ゲームの声優としては慣れていないわけではないと指摘する。ゲームの声優経験があることを踏まえ、多くのファンは懐疑的なままで、彼がまだ『Mortal Kombat 1』に関与しているかもしれないと考えている。

スターの発言が真実かどうかは、時だけが明らかにするだろう。ファンは『Mortal Kombat 1』へのホームランダーの参戦に関するさらなる情報を心待ちにしている。