ギレンホール主演、リッチー監督の「ロードハウス」続編

著者: Aria Oct 13,2025

ヴァラエティ誌によれば、著名な監督ガイ・リッチーがAmazon MGMの2024年リメイク版『ロードハウス』の続編を手がけることが決定した。ジェイク・ジレンホールは元UFC戦士から用心棒に転身したエルウッド・ダルトン役で主演を再び務める。

ジレンホール主演の続編は、2024年3月のリメイク版成功直後の2023年5月に正式発表された。Prime Videoでの配信開始最初の2週間で『ロードハウス』は5000万回以上の視聴を記録し、当時Amazon MGMスタジオの全世界で最も視聴されたオリジナル映画デビュー作となった。

Play

2024年リメイク版を監督したダグ・リーマン(『ボーン・アイデンティティー』『エッジ・オブ・トゥモロー』)はストリーミング配信に不満を表明しており、続編への復帰は不可能とみられる。

リーマンは「『ロードハウス』は元々MGMによる劇場公開用に制作された」と説明。「関係者全員がそれに応じた報酬を受領したが、Amazonは報酬を調整せずに計画を変更した。業界への影響はさておき――5000万人の視聴者にもかかわらず――ジェイク・ジレンホール、ジョエル・シルバー、そして私は追加報酬を受け取っていない。これは根本的に不公平だ」と述べた。

これに対しジレンホールは、Amazonが当初からストリーミング配信を計画していたと主張している。

続編はリッチーとジレンホールにとって3度目のタッグとなり、前作はAmazon MGM戦争ドラマ『ガイ・リッチーの ザ・コヴナント』(2023年)だった。2人はヘンリー・カヴィル共演のアクションスリラー『イン・ザ・グレイ』も製作中だが、公開日は未定である。

脚本家ウィル・ビール(『ギャングスター・スクワッド』『バッドボーイズ』シリーズ)が『ロードハウス2』の脚本を執筆中。詳細なプロットは明らかになっていないが、リッチーは精力的な仕事を続けており――トム・ハーディ主演のParamount+新作『MobLand』のエピソード監督を務めたほか、次回作『ファウンテン・オブ・ユース』が今月Apple TV+で配信予定だ。